清滝~愛宕山を登る【京都愛宕山登山記録①】からの続きとなります。
これまでの流れ
京都清滝に到着→愛宕山に登る→愛宕神社境内に到着、疲れたんで休憩する(←今ここ)
ここまで登ってきた感想ですが、山登りは楽しかった!
..ばかりでもなく、
率直にいえば地味な風景ばかりだったので、「ずーっと黙々登ってたなぁ..」という記憶しかなかったですね。
登山というよりは修行に近かったかも?
しかしながら、登山スキルが一歩前進したのは確かなので良い経験にはなりました。
次、再び登る時はもう少し要領よく登れる自信があります。
※2015年10月28日投稿分の編集記事です。
そんなわけで、今回の目的地である愛宕神社の境内にやってきました。
ここまで来るのにかかった時間は3時間弱。
登り慣れてる人だと2時間程度で来れるみたいですが、登山素人の僕の場合だとやっぱし時間がかかってしまった。
しかも、疲労困ぱい状態。
神妙な気持ちになる以前にどこかで休みてぇよ~っていう気持ちで一杯です。
休憩に入った東屋に設置されてた温度計。
気温は26度弱。
下界よりも5度くらい下。
参拝する前にベンチで横になっとくとしよう。
zzz..
どひゃー!
これ、登るの?!
ぜぇぜぇ..言いながらも到着。
愛宕神社。
いや、なかなか厳かな雰囲気かつ神秘的な景観ですな。
でも、この時はチェックポイント通過!くらいにしか感じずそそくさ出て行きました。
疲れてたもんだから..。
もっとちゃんと見とけば良かったと今になって後悔です。
月輪寺を目指す
参拝を無事終えたので、お次は下山モードに突入。
これから清滝方面へと戻るわけですが、同じルートをUターンするだけではツマラナイので月輪寺(つきのわでら)方面を経由して降りることにしました。
案内板どおり進みます。
行きしなの登山コースと違って、コチラのルートは道の幅が狭く足場も頼りない感じ。
上級者向けハードコースだな。
そうこうしてるうちに、月輪寺の境内に到着しました。
愛宕神社に続く、もう一つの目的地です。
「龍女水」と呼ばれる湧水。
そして、こちらが月輪寺本堂。
月輪寺の由来
鎌倉山と号し、真宗発祥の地。大宝4年(704)泰澄大師が開山した。さらに天応元年(781)光仁天皇の勅を奉じた慶俊が中興した。このとき、地中から得た宝鏡の銘に「人天満月輪」とあったため、寺号に冠した。
引用元:http://www.25reijo.jp/reijo/18.html
率直に言えば、こじんまりしたお寺。
でも、なかなかの風格です。
隣にいたオッサン(写真とは無関係)が副住職という人と会話をしてるのを立ち聞きすると、檀家がどうとか廃寺がどうとかのけっこう深刻な内容の話が聞こえてきました。
察するに、寺を維持するのが難しくなってきてる..という話みたいです。
たしかに、こんな山の中にポツンとある寺なんて、よほどの信仰心の持ち主じゃないとなかなか登ってこれるもんじゃないですね。
特に足腰弱った年寄り層なんかはまず無理。
人が来ないと当然寄進が集まらないし、(寄進がないと)老朽化していく寺の修繕維持が難しくなります。
素人ながらも、これからの時代は寺が減っていくのかなぁ..なんて思ったりしました。
余談ですが、
月輪寺には「子宝もみじ」という樹齢約1000年以上の楓の木があります。
この木には不思議なパワーがあるとかで、ありがたや..と念じながら触ると夫婦円満、子宝に恵まれるというご利益があるそうです。
なので、結婚願望のある人、もしくは夫婦円満を望む人はここに来てこの「子宝もみじ」に念じて触れてみたら良いことがあるかもしれません。(多分)
月輪寺を参拝したせいか足どりが軽くなった。
かわいらしい瞳をしたお地蔵さま。
わーい、アップルパイだぁ!
ルンルン気分で歩いている内に、無事月輪寺の登山口にまで戻ってきました。
ただいま、おかえり。
これから帰るわけですが、清滝川では川遊びしている人が大勢いたので、便乗して体を冷やしてから帰ることにしました。
一人水遊び..これも山登りの醍醐味の一つです。
感想
以上、愛宕山登山記録はここまで。
感想はというと、ただ..疲れたー!の一言です。
特に夏場盛りの猛暑日和だったので、大げさな言い方ではなく1リットルくらい汗をかきました。
背負ってたリュックなんか絞るとジョバァァ..って滝状態。
おしっこも真っ黄色だったし..今にして思えば軽い脱水症状気味だったのかもしれません。
1.5リットルの水を持参してなかったら多分病院行きになってたと思います。
そういった経緯から、
登山初心者の人で愛宕山を登りたいと思ってる人は、真夏はやめて秋以降の涼しい時期にしといた方が良いとアドバイスしときます。
看板に書かれてたとおり、決して楽な山じゃなかった..。
山登りそのものがハードな運動だし、そこに猛暑が加われば汗ダクになるのは必然です。
十分な水分と装備を持ってないと真剣に命取りになりかねません。
挑戦する人は、水をタップリ用意し、出来れば登山経験者の人と登ることオススメします。
オマケ画像
何してんだ?
帰る途中、公園でひと眠りしおわったところ。
登山疲れがマックスに達したんで気絶するようにこんな所で寝入ってしまった..。
今にして思えば、熱中症になったらどうすんだ?ってとこでよく1時間も寝てたな..と呆れるばかりです。
おわり