カブにデイトナ社のバイク用USB電源を取り付ける

デイトナ社のバイク専用電源「POWER SUPPLY」を購入しました。
目的は、今更だけどカブ君のバッテリーから電気を取り出しiPhoneやデジカメを充電させるため。
電気系統についてはど素人の僕ですが、一応取り付けに成功したみたいなので手順を紹介しておきます。
なお、安全を保障するものではないのであしからず。
取り付けするのに不安な人は素直にバイクショップでやってもらうようにしましょう!

※初投稿2015年8月8日の編集記事です。

今後に備えて電源確保準備する

今まで遠出する時はモバイルバッテリーを持って出掛けてました。
たいがいの場合においてはモバイルバッテリーだけで十分なんですが、今後さらなる長期バイク散策旅行も計画しています。
なので、電気問題はけっこう死活問題。
モバイルバッテリーだけでなく、バイクのバッテリーからも電気を取り出せるようにしといた方がなにかと都合が良いと思い電源導入することにしました。

バイク デイトナ 電源

こちらがデイトナ社のUSB1ポート電源キット。
Amazonで購入。
値段は2千円足らずとそんなに高いものではありません。

バイク デイトナ 電源

製品内容は以下のとおり。

・USBケーブル
・車体電源ケーブル
・結束バンド3本
・両面テープ1つ
・ハンドルクランプベース1本

電源ケーブルとUSBケーブルが別々になっているのが特徴です。

バイク デイトナ 電源

電源ケーブルはカプラー仕様。
USB側の端子と結合させて使用するようになってます。
なお、カプラーには防水用のフタが備わっているので、使わない時は端子を外しフタを閉めておけば雨に濡れなくて済みます。

バイク デイトナ 電源

ケーブルのプラス端子の手前にはヒューズ(5A)が搭載。

ヒューズについての解説
ヒューズ (fuse) は、定格以上の大電流から電気回路を保護、あるいは加熱や発火といった事故を防止する電子部品である。電気回路内に置かれ、普段は導体として振る舞う。しかし何らかの異常によって電気回路に定格以上の電流が流れると、ジュール熱により内蔵する合金部品が溶断(ようだん)し、回路を開くことにより回路を保護する。(wiki引用)

バッテリーに直付け(通称バッ直)する予定なので、ヒューズの存在は非常に頼もしいですね。
というか、ヒューズがなかったら直付けは止めた方がイイそうです。

バイク デイトナ 電源

USBポート側にも防水用のフタが備わってるのはさすがデイトナ社といったところ。
バイク専用品メーカーだけあって細かな仕様は抜かりなくしっかりと行き届いてますね。

取り付け作業開始

カブ 電源 配線

バッテリー直付けのやり方は非常にシンプルなもの。
ですが、電源系統の取り扱いなのでけっこう慎重に行わないといけません。
手順は以下のとおり。

①バッテリーを外す時は、マイナス→プラスの順に取り外す
※緩めたりするのではなく、完全に取り外すこと!
②電源ケーブルを取り付けるときは、プラス端子側(赤線)→マイナス端子(アース)の順序で行う

手順を逆にしたり、端子同士を迂闊にも接触させてしまうとバッテリー自体が壊れてしまう危険があるそうです。
最悪の場合は火災の原因にもなるとか..。
まあ、それは万が一の話でしょうが、ここはテキトーモードは許されません。

カブ 電源 配線

写真では外向きになってるけど、この状態だとカバーが閉まらなかったので一旦外して内向きに付け直した。

カブ 電源 配線

カバーを閉じた。
なんかケーブルがビローンと垂れ下がったままです。
さて、どうしよう?

付属してあった結束バンドでキャリアに固定させました。

カブ 電源 配線

USBケーブルを準備。

そして、カプラーを結合。
これにて取り付け作業はとりあえず終了です。

お次は実際に充電できるかのチェックに入ります。
はたして無事通電してくれるだろうか?
結果は如何に?!
(って、まあ通電OKだったんですがね)

充電チェックしてみる

カブ 電源 USB

iPhone5sに接続。
ちなみに、iPhoneの充電は100均で買ったLithtningケーブルです。

結果、稲妻マーク..付きました!
good!

カブ 電源 USB

モバイルバッテリーの方にも繋いでみましたが、こちらも充電OK!
ヤレヤレだぜ..といったとこです。

感想

充電状況の方はiPhoneの場合、ケーブルを繋いでから2時間くらいで電池残量20%から100%まで満充電しくれました。
特に問題はなさそうな感じ。
モバイルバッテリーの方もきちんと充電してくれてるので、今のところ僕的な需要は完全に満たしてくれてます。
当初はシガーソケット方式の電源にしようか迷いましたが、デイトナ社のUSB1ポートタイプのを選んで良かったです。
なにわともあれ、これで出先でのバッテリー問題が一つ解決したので素直に喜んでおきましょう。
万歳!!

…しかし、電気が使い放題になったということはバッテリーの寿命が縮んでしまうんじゃないか?と、不安もちょっとだけあったりもします。
iPhoneの充電だけならいざ知らず、デジカメやモバイルバッテリー、タブレットパソコンなども携帯して旅行するとなればバッテリーに相当負担がかかるでしょうね..。
ソーラー式のUSBバッテリーも販売されているので、そちらも併用した方が良いのかな?
う〜む..。

で、お前一体どこへ行くんだ?っていう話ですが、それはまだ決めてません。

おわり



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コメント

  1. ゴン吉 より:

    当方の場合はC50になるのですが片道200kmの実家へ帰るときに音楽とナビでスマホの充電問題は必然でしたのでこちらを見て今度発売になる2.1Aのものを取り付けようかと思っております。モバイルバッテリーでも事足り距離ではありますが近場で充電がないときやもっと長距離のときに役立ちそうだなとカブ君さんのページをみて改めて思いました。それに結構取り付け自体はそれなりに簡単そうに思えるので付ける決心が付きました。大変助かりました。

    • jeans より:

      参考になられたようで幸いです。
      ここ最近ですが、僕もiPhoneをナビ化(風防に両面テープで張り付けて)して走ってます。
      ナビモードはiPhone単体だとバッテリーの消費が激しくなるので今まであまり使いませんでしたが、カブのバッテリーから充電できるようになった今はかなり実用的にナビを利用できるようになりました。
      今のところ、それが原因でセルスタートのかかりが悪くなったということもないので総じて取り付けて良かったと判断しております。

      • ゴン吉 より:

        現況も聞けてとても助かります。当方もC50カスタムなのでセルが弱まるのではないかなどと少々不安でしたので貴重な情報ありがとうございます。

        スマホのナビ化はしたいのですがどうもレビューなどでホルダーから落下などの情報もありますので当方はポケットに入れて音声のみのナビに頼ってますが音声だけでもモバイル回線、GPS、Bluetoothと結構消耗は激しいのでどうしても減りが早くなりますからね。

        iPhoneを両面テープで固定というのはマジックテープでの固定なのでしょうか?ホルダーにスマホのハードケースが合えばハードケースとホルダーにマジックテープ式の両面テープを装着して固定出来るハードケースにスマホを装着出来れば2重ロックになるのかな・・・

        因みになのですが写真ではリアキャリアのほうへとつながっているように思えるのですがどの当たりで充電をしている形になっているのでしょうか?充電中はリアボックスの中でしょうか?

        • jeans より:

          >>iPhoneを両面テープで固定というのはマジックテープでの固定なのでしょうか?

          iPhoneのケース(100均で買ったやつ)に接着式のマジックテープを切ってくっつけてます。今のところ、これでiPhoneが落っこちたという経験はないですが、全然誉められたやり方ではないのであまり参考にはしないでくださいね。

          >>写真ではリアキャリアのほうへとつながっているように思えるのですがどの当たりで充電をしている形になっているのでしょうか?充電中はリアボックスの中でしょうか?

          充電は基本的にキャリアボックスの中に入れておこなってることが殆どになります。ですが、ナビ機能を利用する時は充電しながら走ることもあります。
          そんな時は風防にiPhoneをくっつけ、コード類は邪魔なので服のポケットにいれて..と、全然スマートじゃない状態で走っています。

          iPhoneのナビ化は未だ試行錯誤段階ですので、ゆくゆくなんとかしたいと考えております。

  2. 五秒丸 より:

    jeansさん
    初めまして
    偶然同じ商品を購入して、こちらのサイトにたどり着きました。
    メカ音痴なので、詳細な取り付け方の解説ありがとうございました。
    参考にさせて頂きます。

    ちなみに疑問なのですが、
    このケーブルを付けっぱなしだとバッテリーがあがってしまうなんてことはあるのでしょうか?
    もしくは、いちいちケーブルを取り外したほうが良いのでしょうか?

    よろしくお願いいたします。

    • jeans より:

      コメントありがとうございます。
      見当違いの回答だったとしたらご勘弁ください。

      ケーブルとバッテリーを繋いでるだけでは「バッテリーが上がる」ということはないと思います。
      今のところ、バッテリー上がりを経験したことはありませんから。

      一応、通電行為にあたって僕がやっている対策も書いておきます。

      ・中間コネクタは防水構造ではないので、使用しない時はケーブル(USB端子側)を抜いて防水フタをはめておく
      ・アイドリングストップ中(エンジン停止中)には充電や通電行為はしない

      以上です。
      正直、特別なことは一切やってません。
      多分、常識的な使い方であればそれほどバッテリー上がりを気にする必要はないのでは?と思っています。

  3. 五秒丸 より:

    jeansさま
    返信ありがとうございます。
    バッテリー上がりが心配な初心者なので相談させて頂きました。
    上述2方法は参考にさせて頂きます!
    ありがとうございました。