昨年の今くらいの時期になりますが、京都亀岡で「丹波七福神めぐり」というのがあると聞いたので行ってきました。
一年ごしの記事公開になって恐縮です。
撮った写真が多くて、編集したりするのが邪魔くさくなったのです。ってか、去年はやる気でねーよぉぉな体調だったんですよ。
今年は平成も終わるわけだし、新しい元号(令和)になることで新規一新する良い機会。
お蔵入りしてた散策ネタをぼちぼち書いてくことにしました。
◼️丹波七福神の簡単な説明
日本各地にある七福神めぐりでも一番早くめぐれるのが「丹波七福神めぐり」。
第一番神応寺〜第七番東光寺まで距離がおよそ4km。桜の時期にはとりわけウォーキングコースとしても賑わいをみせる。
所在 京都府亀岡市千歳町近辺
地図
お寺と七福神
第一番神応寺 毘沙門天
毘沙門天は元々はインドの神様でして武闘派なイメージとは裏腹に財宝神だったそうです。
第二番養仙寺 布袋尊
布袋寅泰で有名な布袋さん。あっちはガリってますが、こちらの布袋さんは
腹が出てます。
実在してた高僧らしく、もらえるものはなんでも貰い、大きな袋に入れてたそうです。
それがいつしか神になるのだから、世の中よくわからんものです。
第三番蔵宝寺 大黒天
打ち出の小槌を片手にニコヤカ〜ないかにも「福」な大黒天さま。
元はインド出身の神様でしてその時は憤怒の厳つい顔をしてましたが、日本へと来ると優しい顔立ちになられました。
水が合った…ということかな?
第四番金光寺 弁財天
音楽の神様として有名な弁財天。財を弁する=才能を育てる神様であり、とりわけ芸術家たちからリスペクトされています。
第五番耕雲寺 恵比寿天
ご存知、商売繁盛の恵比寿さん。昔は航海安全や豊魚にご利益をもたらす海の神様でして、天照大神とは兄弟にあたるそうです。
ちなみに七福神の中では唯一日本出身の神様だとか。
第六番極楽寺 寿老人
不老長寿の神様、寿老人。日本が長寿大国なのは寿老人によるご利益のおかげかもしれません。
第七番東光寺 福禄寿
寿老人と同じく長寿・健康にご利益を授ける神様で、元々は中国道教の神様でした。
出身が寿老人と同じで、かつ授かるご利益も似通ってることから同じ神様という見方もされてます。
神応寺〜東光寺までの道はあまり広くない一本道。
各寺の所在地はこうして看板が立ってるので、現地に行けばなんとなく分かるよ。
コース途中で見た桜風景
亀岡は桜の名地としても有名でして4月の時期は、コース上いたるところで桜を見ることができます。
しょっぱなから見事な桜のお出迎え。
ここどこだっけ?たしか養仙寺。
ルート途中には亀岡市立「さくら公園」という文字通り桜の木がたくさんある公園が存在しています。ここでも見事な桜風景を楽しむことができました。
良いなー良いなーと写真を手当たり次第撮ってると、気付いたら何十枚も桜画像だらけになっててちょっとウンザリしたりもするわけです。
だからここで載せてるのは選び抜かれたものだけ。at 出雲大神宮にて。
極楽極楽。
東光寺の桜もひときわ見事でした。あまりに綺麗なためかどこぞのプロカメラマンらしき人が気合を入れて撮影してました。
…目付きがジロジロしてたんでたぶんプロです。
その他の見どころ
弁財天様からの熱いメッセージ。
覚醒…?オラッショ!セイッ!セイッ!
養仙寺では布袋様が500体も祀られてるそうで、なかには喪黒福造的な布袋様もいらっしゃいます。
探してみよう布袋様みたいな。
DIY感ある看板。
出雲大神宮。
京都でも隠れたパワースポットだそうで、日本一の縁結び神社として有名だそうです。
東光寺ではお守りガチャがあって、これならいつでも買えるなーと感心
(´-`)
丹波七福神めぐりが終えるとそのまま直進。すると、平の沢池という大きな池にたどり着きます。
ここで一息がてらに佇んでたら、山の方から…何かが飛んできました。
謎の飛行物体の正体はパラグライダー。池のすぐ近くにパラグライダースクールがあって時たま飛んでるみたい。
池ポチャしないのかな?
楽しそうだしやってみたいなーって欲求はもちろんあるけれど、でも知らない人と一緒に飛んでも気まずくなりそうな予感が。。うーん、でもやっぱやってみたい。スクール情報はチェックだなこりゃ。
・丹波七福神めぐりを終えての一言
七福神めぐりの所要時間は、急がずゆっくり歩きで散策すると仮定して片道3時間もあれば十分回れると思います。
のんびりした風景続きの場所なのでリフレッシュ目的で訪れてみるのも良いですよ。
おしまい
◼️スポット概要
所在地:京都府亀岡市千歳町近辺
交通アクセス:JR嵯峨野線 亀岡駅北へ4キロ
HP:http://kameoka-chitose.com/smarts/index/14