先週1月13日の連休日。天気が青々して気持ち良かったことを理由に宝塚に所在する中山寺へと足を運んでみた。
中山寺は、西国三十三ヶ所うち第二十四番札所に該当するお寺。
改めて書くけど、僕は数年前から西国参り(近畿圏の三十三ヶ所の寺を参拝する旅)をやってるのだが、去年はあまり行けずじまいに終えてしまった。
だが、今年は気分を入れ替え、また参拝活動を進めていこうと思ってる。…やっぱ、一度始めたことは最後までやらなきゃいかんからね。
まあそんな理由もあって、手始めに近場の中山寺へとやってきたわけです。
中山寺へと続く道
阪急電鉄中山観音駅。…むかしはそのまま「中山駅」だったような? JRの駅は「中山寺駅」。呼び方が「中山観音駅」に変わったのか記憶違いかはよくわかんない。
って思ってたら、2013年に中山観音駅に変わったそうです。wiki調べ
小規模な商店街。お餅屋や飲食店が立ち並んでいた。
駅から歩くこと100mくらい。角を曲がると、おお…なんと立派な山門が。
あった看板によるとこの山門は、1648年に徳川家光によって建立されたものだそうです。
仁王様。
裏手には赤塚不二夫の漫画キャラみたいな狛犬が。…失礼!
本堂へ御参り
縁日やってて非常に活気ある様子。
本堂へはササッと参拝。こうも人だかりが多過いと写真をおちおち撮ってるわけにはいかないから。どこかへ移動しなくては…。
人だかりから逃げるように別場所へ
こっちは人が少ないな。
展望所。
そんな高台ってわけじゃないけど、それなりに良い眺め。
信徒会館という大学の講堂みたいな建物もあってなかには「観音茶屋」という食事屋があった。
墓場の向こうには中山寺奥の院へと続く道があって、入場無料の梅林公園というのがあるとか。ようし、後で行ってみたろ。
っと、その前に坂を登り…あんた、どこへ向かうの?
星の広場から梅林公園へ
広場にたどり着いた。「星の広場」というロマンチックな名前の広場。あんだけおった人々はまったくいない様子。
石積みの坂があったんでそこを更に登ると…。
ここから先は山道へと通じてるみたい。
下の展望所よりずっと良い眺め。
下に置いて、広場を通り抜け、そのまま先へ進むと中山観音梅林公園へと通じてた。下には観音像があった。
名前からして梅臭が漂ってきそうな公園だけど、全然そんなことはなく動物のフン臭が漂っていた。…たぶん山から野生が降りてきてフンしてるんだろうな。
宣誓!
ってな感じの観音様
手の形がコンパニオンみたいな観音様
再び戻ってなにをするでもなく、境内を散策
戻って…。
どこかへ向かう。
五重の塔がありました。
大師堂です。
お大師様。有難や…。
信徒会館下の食堂。飯休憩…はしないけど何があるのか気になる。
ちなみに境内には他に「梵天」という喫茶店が納経所のある建物の階下に存在してた。蓮ごはんなるものが名物だそうだ。
境内はとても広く、ちょっとした街に来た気分になる。
なんか洞穴があって中に入っていく人もいた。地底人かもしれない。そんなわけない。なんですか?と尋ねるわけにもいかない。
だが、安心して欲しい。看板が立っていた。…ここはね、そう史跡(古墳)なのだ。「石の櫃」といわれる大昔のお墓のある場所なのだ。
大黒天。
納経所。
人だかり過ぎてしんどい気分…。だが!めげない。参拝が終わったからとてこのまま帰るにはちょっと早いんじゃね?ってなわけで、この次は売布神社より向こうの清荒神へと向かうこととなります。
感想
実のところ、中山寺へは子供の頃、親と一緒に来たことあるんでちょっとだけ馴染みあるお寺だったりします。
でも、昔のことなんで久々にやってきたらなんか建物が増えてて「あれ?こんな塔あったっけ?」な気分になりました。
建物が綺麗になってたり、洒落た喫茶店が出来てたり、記念撮影スポットがあったり、あとポケストが存在してたり…と、お寺なんだけど従来の寺というよりは時代に合わせて積極的に変化を遂げたお寺ってな印象になってました。
世の中、どんどん変わってくもんだなーと改めて思い知りました。
でも、星の広場は昔のまんまでしたよ。ここで親父とボール遊びしたの覚えますですハイ。…以上
■中山寺の見所&チェック項目まとめ
・星の広場まで行くと石積み坂があるのでそこを登ると良い景観を堪能できる
・納経所下の「梵天」では蓮ごはんが名物
・更なる中山寺を堪能したい場合は、参拝道から奥の院を目指して進もう
・駐車場はないのでどこぞの有料パーキングで停めようは。バイクや自転車は駅前にパーキング有り。ダイエーも停めれるけど、置く時はちゃんと買い物をしよう。
■奥の院へ目指す!を予定する
奥の院へと続く参拝道。清荒神へ向かう前にちょっと立ち寄ってみた。ってか行けるなら行ったろうかという気分だったが、参拝道はちょっとした登山道みたいだったのでやめた。近いうち登ってみたいと思う。
寺院データ
正式名称「紫雲寺 中山寺」
御詠歌/「野をもすぎ 里をもゆきて 中山の 寺へ参るは 後の世のため」
宗派/真言宗中山寺派(大本山)
開基/聖徳太子
御本尊/十一面観世音菩薩
創建/推古天皇時代(593~628)年
住所・アクセス・駐車場
住所/〒665-0861 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
交通/阪急「中山観音」駅から徒歩1分 JR「中山寺」駅から徒歩10分
駐車場 無
拝観料 無料
拝観時間 無し
納経時間 9:00〜17:00
電話 0797-87-0024
ウェブサイト http://nakayamadera.or.jp/
▼境内地図