前回(といっても2記事はさんでますが)稲荷山にある四つ辻という展望所的中間地点にたどり着いたところで話をいったん区切りました。
今回はその続き。
どこ向かってるのかおさらい的に言っておきますが、一応は稲荷山の頂上である一之峯という頂をめざして登ってます。
四つ辻がなぜ四つ辻なのか?は、この看板を見れば一目瞭然。
ん、五つに分かれてるじゃないか?って??
そういうのは言いっこなしで!
それにしてもゴテゴテとした絵看板よりもずっと見やすい、手書き看板というのは良いね。
山頂を目指す途中で見たもの
下社。
もうあしが棒になってもうたよ..というくらいずっと鳥居のある階段を登ってゆきます。
ようやく、山頂ですか?
…いえいえ中之社です。
社前にあった自販機は、蓄積する疲労とは裏腹に値段は刻々と上がっていくという有難い仕組みです。
これを見て、ちくしょー!などとは思ってはいけない。
なぜなら、世の仕組みとは「かくいうものなのだ」ということを分かり易く教えてくれてるのだから..。
はぁはぁ..しつつも、ようやく山頂にたどり着きました。
三角点が置いてあるのが山頂って認識ある人が多い(ってか僕もそうだけど)ようですが、とにかくここが山頂みたい。
お店に「サンチョウハドコ?」と確認しては駄目です。
一之峯に参拝。心が洗い流された心地。
後は粛々と降っていくのみ。
そのまま直進して下山する
下山はUターンして帰るか真っ直ぐ行くかの2パターン。どちらを選択しても元来た道(四つ辻)に繋がってます。
僕はUターンしてもつまらないと思ったので真っ直ぐ行くことにしました。
なんでか狛犬が?
近くには不思議なエネルギーに満ちた空間が..。
狛犬の存在がなにかをけん制してるように思えた。
「薬力の滝」
薬力社という社のすぐそばにありまして、万病平癒にご利益があるあり難い滝とされてます。
行場でもあり、全国各地からやってきて滝に打たれる人もいるとのこと。
どこまで続くのか?この一本道 西も東もわからない
基本、真っ直ぐの道のはずなのにうっかりすると迷子になりそうです。
清滝社へと続く道はちょっとはずれ方向にありまして、特に理由もないけど行ってみました。
ちなみにここから先はなぜだか人通りが、、途絶えます。
かなり下まで降りてきた。
ここ何処?って感じ。
ベンチにはロビンウィリアムズのような外人がにこやかに座っててハイ!と挨拶してきました。だから俺もハイ!
いやいや、何でここにいるのアンタ?って思ったけどそれはまあ俺にしても同じことか。
多分、適当歩きしてたらここに来たんだろうね。似た者同士だよ。
ちなみに清滝社はあったようななかったようなで全然おぼえておらずこのまま戻ります。
ひょうきんな狐様。
四つ辻に戻るころには、霞がかってた空模様が若干はれてた。
元来たとこ降りてくる。
案の定人だかりでごった返し。
お稲荷さんはこんな人だかり見てどう思うてんだろうね?
感想とかまとめとく
というわけで、京都伏見稲訪問についてはここまで。去年のことなのでほとんど忘れてしまってますが、思い出す限り書き綴ってみました。
稲荷山については観光名所としてやたらと賑わい深い反面、登っていくとやはりここは霊山なのだな..という神妙な気配がそこらへんに漂ってましたよ。
僕に霊感なるものがあれば色んな体験をしたのでしょうが、そういうのは全く..なのでそれっきりでしたが..。
感受性強い人は無理にいかん方が良いかもなーとも思ったりです。
あと、他にも色々と書くことあるのですが、なんか頭が回ってこないので以下ザッとまとめておきます。
もし行くというのであれば参考にしてもらえれば幸いです。
◼︎観光地としての感想
鳥居が多かった。僕の一生のうち、くぐった鳥居の合計数値のうち9割は伏見稲荷になるでしょう。
それくらい鳥居だらけのところでした。
他には…うーん、観光ガイドの影響なのかどこ行っても外人がいたのも印象的でしたね。
外人連中の大半は稲荷山登る手前らへんで引き返していきますが中にはどんどん登ってくる奴らもいます。
特に害とかはないんですが、なんか?吸ってたりする変外人もいたんで何しに来てんだと思ったよ。
◼︎費やした時間
伏見稲荷大社訪問〜稲荷山登山まで費やした時間は合計で二時間程度。もっと長く居たような気もしましたが、画像データを見ると案外短期間でした。
◼︎登山としての難易度
階段参道なのでいわゆる登山とはちょっと違います。
難易度については楽でもないけどキツい..ってこともないくらいのレベル。
でも、ニュースサイトによると遭難めいた事態にあったという話もあるから油断するのは禁物ですね。
24時間入れるので夜中入って、奥地入りするとかしない限りは大丈夫だとは思いますが。
おしまい