土日は台風が来るというので一日中家でゴロンとしてた。
なんもせんのも暇なので映画でも見ようかと思ったけど、普段映画見る習慣ないからなんか面倒になってやめた。
(何かやることはないか?)
…あれこれ考えた末いっちょやったろ!という気になったのがのが数少ないながらも持ってる革製品の手入れ、つまりワックスがけです。
「革の達人極」というレザー用ワックスを使用してみる
半年くらい前にドイツ生まれの究極レザーワックス「革の達人極」というのを買ってたので引っ張りだしてみました。
当時、一張羅として安い革ジャン(合皮じゃないの)を買ったのでその手入れに使おうと入手してた代物です。
◼︎利用用途
革製コート、ジャケット、ハンドバッグ、靴、シート、ソファ、合成皮革、ビニール製品、金属製品、木製家具..etc
◼︎成分
蜜ロウ、ホホバ油、ワセリン、ラノリン
◼︎販売元 株式会社MJ
◼︎製造国 日本(←ん、ドイツ生まれではないの?)
中に入ってた取り扱い説明書によると、革製品以外に金属や木製品にまで使用できると書かれてました。
わりかし何にでも使えるって解釈でいいのかな?
むしろ使っちゃ駄目!っての書いてほしいと思った。(←説明書に書いてあった。スエード・バックスキン・ヌバック・セーム革等起毛素材のには適応しないとのことです)
中はこんな感じ。
ガチャポン的な説明書だけど熟読は必須です。
ワックスがけ開始
目当ての革ジャンに塗る前に、まずボロくた革財布でお試し手入れしてみることに。
ご覧のとおりボロっちいです。でも一応牛革製ですよ。
100均スポンジで塗ります。
ポイントは少量をようく伸ばすように塗ること、そして浸透しろーと念じながら塗り塗りすること。嘘のようなホント。
塗り終えたらこんな感じに。
画像じゃ分かり辛いですがけっこうテカテカしてます。
少し塗り過ぎたか?と思ったけど、数日すれば浸透してテカリも消えてくそうなのでこのまま置いておくとします。
しっかし、スポンジが真っ黒だ。さすが安物牛財布。
さて、次はメインの革ジャンのワックスがけにはいるとしましょう。
革ジャンはリューグーレザースのラムレザージャケットでしてアウトレット品で5000円しない値段で買ったものです。
えらい安いでんがなー..な激安革ジャンですが着心地はちゃんとしてるし見た目も悪くないのでけっこう気に入ってます。
っと、そんな話はどうでもいいか。
牛財布は若干塗りたくり過ぎたので、今度は量を減らし薄っすら過ぎるんじゃ?くらいで挑みました。
そして、ワックスがけ終了。
…どうでしょう?
あんま変わってない?
まあ、間近で見てる僕ですら分かり辛い変化ですからね、多少はシットリ感は出てますよ。
さらに一日が経過すると、、昨日よりもさらにシットリ感が増えた感じになりました。
うん、革ジャンとしての風格が1割くらいアップしたな。
時間が経てばワックス成分が浸透していくという噂、どうやら本当のようです。
感想
スポンジについてた残りワックスでついでに靴も拭いときました。その後スポンジを捨ててはいおしまい。
総て無駄なく使いきったので満足感ある一日となりました。。
革の達人の方は?というと、、
そうですね、まあまあ中々良い製品じゃない?といったところ、かと。
ウマイけど味がないよ的な面もあります。
でも、ワックスって元々そういうものですからね。
素材を劇変させるものではなく、あくまで引き立たせるためのクリーム。
そんなに高い品じゃないし、使う量もしれてるので革手入れビギナーはこれ一個あればひとまずOKなんじゃないかな。
注意点
ただしちょっとばかし注意点もあること付け加えておきます。
付属の説明書見る限り、革製品の扱いはシビアでして、素材によってはワックスが影響を及ぼすという内容も書かれてました。
僕が使ってるのはそれ革製?な代物なので雑な手入れで済ませましたが、後学のためキチンとした手入れ手順もまとめておきます。
■推奨されてる革の手入れまとめ
・革の種類によっては色ムラが発生することがある。まずは目立たないところで試し塗りし1日ほど様子をみること
・汚れ、ホコリは予め落としておくこと
・スポンジに付ける量は少量で十分、つけ過ぎた場合は乾いた布でふき取る
・革以外の製品(木製品、合成皮革、ビニール品)に使用する時は塗り終えたあと乾拭きする
極めてシンプルですが、様子見だけは重要項目。
高価で大切な革製品であるなら、いっそ専門店でケアしてもらいつつアドバイスを頂戴するというのも一案です。
以上
先日ノーメンテのジャケットを見たらおもっきしカビが生えてました。それはもう捨てたけどやっぱり定期的なメンテナンスは必要ですね。