ApemanのウェアラブルカメラA80の使用レポート

あまり馴染みあるメーカーとは言い難いですが、ApemanのA80というウェアラブルカメラ※1を購入してからおおよそ2ヶ月くらい経過しました。

ある程度使いなれてきた感じなのでそろそろ使用感や気付いたことなどを語っておくとします。

※1ウェアラブルカメラは身につけて使用することを前提とした小型ビデオカメラのこと。アクションカムやスポーツカムと呼ぶこともある。

Apeman A80の商品概要

ウェアラブルカメラといえばGoProが代名詞的存在。
しかしながら、近年は1万円以下で買えるGoPro代替商品(そっくり品ともいう)が数多く売られるようになりまして、ApemanのA80もそのうちの一つとなります。

■梱包
・本体・収納バッグ
・リチウム電池(取り外し可能、1050mAh 2個)
・防水ケースと予備蓋
・USBケーブル・アタッチメント類
・取扱説明書

仕様
動画解像度:4K24FPS、2K30FPS、1080P60FPS、720P120FPS
写真の解像度:20M/16M/12M/10M/8M/5M/3M/VGA
レンズ視角:170°/140°/110°/70°
画面サイズ:2.0インチ
タイムラプス動画:0.1秒 / 0.2秒 / 0.5秒 / 1秒 / 5秒
ループ録画:OFF / 3min / 5min / 10min
セルフタイマー:単写/3s/5s/10s/20s
バーストモード対応
WDR搭載
再生フォーマット:MP4
表示言語:English / Français / Español / Polski / Deutsch / Italiano /
Pусский / 日本語 / 한국어 / Cesky / Português
バッテリー容量:1050mAh×2
記録時間:1080P/約240分(気温や使用時間経過により差があり)
充電時間:約3時間
機体重量:64g(バッテリーを含む)
端子:USB2.0 /Micro HDMI
防水:30M
保証期間:1年

日本語説明書と各種操作ガイド
https://drive.google.com/open?id=0B4MGH9qjZDiPTnF6ZnFDQjN1TlU

ApemanA80の最大の特徴は?というと、安価ウェアラブルカメラには珍しく手ブレ補正機能が備わってることですね。
ほかにも4k撮影が可能だったり、wifi機能がついてたり..とあったら良いなと思える機能は網羅されてる印象。
では、肝心の画質がどうなのか?なのですが、その辺は後ほどに。

外観

ボディはある意味オーソドックスタイプ。
他の類似ウェアラブルカメラとほとんど違いはありません。

オレンジボタンで本体が起動、OKボタンで録画(もしくは写真撮影)スタート。

背面の液晶。(タッチ式ではない)
撮影内容をチェックしたり、セッティングの調整はこの液晶を見ながら行います。
当たり前ですが、液晶が壊れたら調整不可能におちいるのでけっこう生命線です。

解像度とフレームレートの切り替え画面。

UHD?QHD??
見慣れない言葉でなんだかややこしい感じが..。
でもまあ、上にいくほど高画質(最大4K)な録画になり、P横の数値が大きいほど細かな動きが録画出来る..というレベルで認識しておきました。
細かな違いについては下にまとめて記載しておきます。

バッテリーは予備が一個付いてました。
一つにつきフル充電で1時間と少しは持つので2本あれば丸一日録画するとかでない限り、なんとかこと足りそうです。

最後、付属のマウントアタッチメント一式はこんな感じ。
細かな説明は省きますが、あれこれあるのでなんでも出来そうな気にはさせられます。
(でも、いざマウントしてみようと試してみるとコレがまた難しく一筋縄ではいかないことに気付いた)

感想及び気付いたことをザッとまとめておく

◼︎動画画質

率直に言いますと、すごい綺麗!とまではいかなかったかな。
おそらく大半の人はiPhoneで撮った動画のがやや綺麗と指摘するレベルの画質だと思います。
無論、好みは別れるでしょうが、僕的な印象はそんなところです。

ただ、粗悪レベルというわけじゃなく10段階中6
位はあるので画質にこだわらなければ程々には満足出来るレベルでもあります。

◼︎操作性

普通。
起動して撮影ボタン押したら録画開始..これさえ出来るんで他はさほど文句はないです。

いや、バッテリーの蓋は開け閉めし辛いですね..。

◼︎写真画質(カメラとして)

一応、コンデジ的な使い方も出来るのですが、基本スペック的が最大2000万画素と大層なスペックなわりには写し出されるのはひと昔前の携帯カメラといった感じ。
コンデジ代替には厳しいですし、スマフォ内臓カメラとも負けてるぐらいです。

簡易的な記録用カメラとしてなら、まあ使えないこともない..といったところかと。

(参考画像)
 

◼︎バッテリーの持ち具合

カタログスペックによると240分持つ?って書かれてますが、それはおそらく2個使っての計算ですね。
一個辺りだとフル充電で1時間〜くらい。
予備バッテリーと併用すれゔぁ2時間プラスαの録画は可能です。

◼︎手ブレ補正の効き具合

設定画面からジャイロスコープ補正をオンにすることで動画撮影時のブレが軽減される仕組みです。
この補正効果についてはわりと効いてて、オンオフ時とを見比べてみても差がありました。

ただ、僕的にはブレ補正をすると色合い(というか全体像)にやや影響が出るような気がしたのでもっぱらオフで使うのが多いです。

■画角調整機能

デジタル処理で画角がある程度変えれます。
僕的にはこれは重宝する機能だ!と思ってたのですが、レンズ自体がズームするわけではないので画角を狭くすると画質が伸び気味になります。
普通に広角で撮った方が無難なことに気付きました。

(参考画像)170°と70°、同位置から撮影
 

◼︎音質

わりと細かい音まで拾いますがモノラル仕様なので音に関しては満足いくレベルとは言い難しです。
外部マイクも使えないので、高音質で録画するには別途PCMレコーダーが必要になります。

■使用されてるイメージセンサ

チップセットはNOVATEKの型番96660。(画像プロパティから確認できた)
イメージセンサのほうは残念ながら何処のかは分かりません。

解像度とフレームレート

UHD P24(2880×2160)・・4K画質
QHD P30(2560×1440)
FHD P60/FHD P30(1920×1080)・・デジタル放送画質
HD P120/HD P60/HD P30(1280×720)・・D4画質
WVGA P30(800×480)・・DVD画質
VGA P240/VGA P30(640×480)
QVGA P30(320×240)・・ビデオ画質?

とりあえず、レビューはここまで。

ん~ちょっと辛口レビューよりになってしまった感あるかも?汗
でも、実際には普通に満足してたりします。

そもそも、ウェアラブルカメラは動くことを目的としたカメラなので画質がどうとかは二の次。
そりゃ良いにこしたことはないですが、そこそこの画質で動画が撮れる..というだけで必要用件は満たせてるわけで、そこで満足しといた方が良いんですね。

YouTubeでGoProなんかの動画を見ると発色が自然で良いなー..なんて思ったりもするけど、A80は値段が半額以下なのだから同レベルで..とならないのは致し方ないこと。
むしろGoPro一台ぶんで安価ウェアラブルカメラが数台買えたりするわけですからね、価格の利点を追求した方が得策と判断しました。

というわけで、要はモノは使いようです。
今しばらくはこのapemanで動画撮影レベルをアップさせてきたいと思います。

以上


バイクの車載動画だとHD画質の60fpsが録画サイズ的にも最適だと思います。


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