前回からの続き。
気絶峡で滝を見てエネルギーチャージしたので、そのまま42号線に合流し白浜まで目指すことにしました。
奇絶峡から15分ほど走ったところが42号線。
32号線へと進路を変え直進していくと、円月島という岩スポットに辿りつきます。
円月島というのは中々面白い岩でして、真ん中にぽっかり空いた穴があって、あの穴がまるで丸いお月さんのように見えることから円月島と名付けられました。
そして、日が沈むタイミングに合わせてここに来ると、夕日が丸穴にすっぽり収まって実に神秘的な光景になるという話です。
日が沈むまでここに留まるつもりもなく、とっとと先を目指しましたが、またいつか夕陽の円月島も見てみたいものだなぁと思いましたよ。
白浜界隈で見たもの
そもそも白浜に何しに行ったんだ?と今更にして自問自答したけど、目的は特に定めずなんとなく行ってみた..というのが正解ですね。
海水浴場とかもあったけど泳ぐこともなかったし、その辺グルーっと周ってそのままUターンしただけ。
今にして思えば、電灯に群がる夏の羽虫のような行動でした。(判りづらい例えか?)
千畳敷という岩スポット。
白浜を目指すにあたって一応の目的地としてたのがここ三段壁という景観スポット。
どのようなところかと言うと、
いわゆる断崖の絶壁の名勝(観賞価値の高い場所)であり、高さ50m – 60mに及ぶ柱状節理の大岩壁から雄大な南紀の海景を見ることができる絶景スポットなのです。
(↑のことwikiで調べましたが、どうやらカップルや恋人同士で来ると良いみたいなこと書かれてて、なんかテンション下がった)
元々は魚を監視するための監視場(見段)をもじって三段壁となったとかって話。
ん、絶壁上は歩くことも出来るのか。
ってことで、行ってみることにした。
端っこに来ておそるおそる下を覗いてみると、岩をも砕きそうな激しい波が永遠と打ち寄せてました。
多くは語らんけど、手前に警告板があったわけだからね..。そういうのが相まってシビアな光景に思えたよ。
んん?さらなる向こうの絶壁に人がいるじゃないか。
どうやって行ったのだろう?
釣り場でも探してるのだろうか??
..まあいいか。
そういうわけで南紀白浜来て三段壁見て満足した!ってことであっさり帰ることとなります。
ちなみに三段壁洞窟なるところへ行くことも出来ますがお金かかるんでやめました。
龍神スカイライン再び..
帰りも龍神スカイラインを利用するわけですが、ごまさんスカイタワーに再び着くと早朝とはうってかわって混雑極まる状況でした。
流石はライダーの聖地。立ち並ぶイカしたバイクの傍にカブ90がポツンとある様子はなかなかシュールでしょ?
おお、景色もクッキリ。
予定どおり高野山に辿り着いた時の時刻は3時半くらい。深夜出発だったので延べ12時間で高野山〜白浜まで往復したわけです。
ほとんど走行に費やしてたわけでして、白浜がどんなとことかサッパリ覚えてないのはもうご愛嬌。
3年経った今にして思うことだけど、また行って次は泊まりでブラブラしたいものです。
せっかくなので墓参りしてから帰ることにしました。
感想および龍神スカイラインの注意点を述べておく
龍神スカイラインにおいては7月初旬にも関わらず交通量が少なく快適に走行を楽しめました。
その分、田辺市についてからは車の多さに辟易しましたが。
辿りついた南紀白浜も青い空と蒼い海が実に良かった!
他にはもうなにもいらないぜ..と思えるような贅沢な景観を満喫できましたよ。
欲を言うなら、海水浴場でひと泳ぎしたら満点だった。(一人ビーチ遊びはさすがに虚しいからやめた)
とまあ、感想はこんなくらい。
正味、大分前のことなのでたいした記憶は残ってません。
最後、龍神スカイラインを走るライダーのためにちょっとした注意点を一つだけ語っておきます。
注意点というか一番心配しないといけないのは、なんといってもガソリンです。
というのも、龍神スカイライン沿いにはお店も家もなく、セルフ式のGSなんてのは皆無。先にある龍神村に個人経営GSが一箇所あるだけでした。
補給出来る場所が限られてるので給油タイミングを誤るとガソリン危機に陥いってしまう可能性は大。
なので、ここ走る時はガソリンは満タンで挑み、可能であれば予備の携行缶はあった方が良いですね。
※給油可能スタンドは高野山に2軒あるけど、24時間オープンじゃないのでその点も考慮しとかんとなりません。
注意点はこれくらい。
たまにスピードカーや暴走バイクにも遭遇するんで、そういうのには事前に察知して道譲るとかして回避しましょう。
以上