ふと気付くと時は早くも6月。そろそろ梅雨入りも目前です。
先月のおわり、天候が不安定になると遠出し辛くなるので、晴れ天候を見計らい再び京都天橋立に行ってきました。
■天橋立橋立とは?
天橋立(あまのはしだて)は京都宮津市に所在する砂州地。宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる絶景地であり日本三景のうちの一つに認定されてます。
◼︎所在地
〒629-2244京都府宮津市文殊
◼︎地図
智恩寺がある南側入り口はバイク停める場所がなかったので北側まで迂回してきた。
というわけで、スタート地点はここから。
..なんか喋らんかい!って言われそうだな。
そうですね..天橋立は片道約3.6キロの一本道でして、左右には海があり松林(植樹されたものではないとのこと)を中心とした並木通りとなってます。
その歴史もかんなり古く、平安時代に詠まれた百人一首にもその名が出てきます。
おほえ山いく野の道のとほければまだふみもみず天の橋立
by小式部内侍
無学なもんだから詩の意味はさっぱり分かりません。
でも、当時にして天橋立が風光明媚な場所であると認識されてたのは驚きですね。
双龍の松。
平成16年に起きた台風被害は甚大なものだったらしく、由緒ある松の木が多く倒されてしまったとのこと。
この松はその時の名残り。
羽衣の松。
千貫松。
そして、俺はただ立つ。
松林ばっか歩くのもなんだかな..と思ったら、砂浜を歩くのもまたオツなものです。
天橋立神社
道沿いにひっそり佇む形で存在してる神社。
恋愛成就でご利益があるとかでパワースポット扱いされてます。
神社の傍にあった磯清水。海に囲まれながらも塩味がしないという不思議な水でして名水百選にも認定。
でも、生水なので飲んだらダメですみたいなこと書かれてた。
天まで届きそうなくらい長い松。
智恵の松。
時おり水上ボートを眺めてボーッとしたりも出来ます。
..お粗末!
海水浴場まで来たらゴールはもはや目前。
廻旋橋。
船が下を通る時、グルリと回転する仕掛け橋。
というわけで、天橋立を歩く!はここまで。
置いてきたバイクを取りに再び往復することになるけど、即Uターンしても味気ないので智恩寺へも参拝しとくことにしました。
智恩寺に立ち寄る
黄金閣という名の山門。
多宝塔。
文殊堂。別称「智恵を授かる文殊さん」。
奈良県桜井市の安倍文殊院、山形県高畠町の亀岡文殊とともに、日本三文殊のひとつとされてます。
本尊では文殊菩薩が祀られており智恵を授けてくれるとの理由で、受験生や資格試験の合格祈願で訪れる人が多いみたいです。
僕も心なしIQがアップしました。
文殊という御神木。
お手を合わせるとIQがアップします。(多分)
智恵の輪という灯篭。
かつて水路を行き来する船の標として使われてた..いうのは仮の話で、龍神を呼び寄せるために明かりを灯したのではないかと伝説が残ってます。
龍神を呼んだらどうなる?もしかしたら願い事一つ叶えてくれるんじゃ?ってならそら呼びたくなりますね。そして、たまにホラ吹きが本当に来たって言うてまわるものだから信じてしまう人が出てくる。アホくさい話です。
僕的には、この灯篭は世の俗信に惑わされず生きよ..というメッセージを込めて造られたものにしか思えませんね。
とにかく、胡散臭い話には注意しよう!
行ってきた感想
こういう風光明媚、眺望絶佳な所というのは言葉にして語るのはもはや無粋の域というのものでしょう。
素晴らしい景色はここにたしかに存在した!
これだけで十分。
だからあえてダラダラ感想書くのはやめておきます。
でも、最後ちょっとだけ。
ここ天橋立には何度か足を運んでて、また来たのか!ってくらいやって来てる場所なんですが、何故かいつ来ても飽きがこません。
多分おそらく、不思議な誘引力を秘めた場所なんでしょうね。
だからここ来た人はレンタサイクルとかも良いけど足でじっくり歩いてくことおススメします。
片道30分程度、往復で1時間ちょい。ダラダラしながらだともう少しかかるけど運動にもなるし心が清らかになれます。
帰ってきた今、再び不純に満ちてきたので、もうすでに行きたいと思い始めてます。
本当良い所なのです。
以上