撤退したのちに体験した神秘

昨日からの続き。
今日の予定では舞鶴市にある西国霊場松尾寺に行き、そのまま滋賀県、岐阜県へと行く予定でした。
でも、あえなく断念。
今現在家に帰ってきてます。

撤退した理由については時系列順に書き記しておきます。

・早朝7時

4時過ぎに宮津市を出発し、福知山市内に到着。
ヤフーニュースによると日本海側で大雨が降るだとか雷が落ちるだの大層な予想がされてたのでこりゃヤバい..と思い、一時的に南方面へ避難してきた。

・午前10時

さらに南下して新橋サンダル公園という無料キャンプ場でテントはって様子見する。

新橋サンダル公園キャンプ場は無料なだけにトイレ、炊事場などの施設は一切ないという寂れた公園のようなところ。

大雨が降れば一晩泊まるつもりだけれど、そこいらから糞尿の匂いが漂ってくるのでそれ程長居したいとは思わなかった。

・午後12時

天候が回復したかのように見えたんで、舞鶴方面へ向かう。
でも、福知山市内辺りからまたもや雲行きがあやしくなった。
キツい風がビュンビュン吹きぬけ、去年鳥取で起きた暴風体験を味合うのかと少しヒヤヒヤした。

・12時半

霞みがかった風に嫌気をさし撤退を決意。
再びサンダル公園へ行くも、またテントはって休むのは面倒だったんでそのまま帰ることに決めた。

・1時半過ぎ

そのまま帰るのもしゃくなんで質志鍾乳洞というところに立ち寄る。
入場料金として支払った金額は520円也。
少し高い気もしたけど、まま珍しいものを見れたんで一応は納得。

鍾乳洞から出ると小雨が降り始める。雷の気配も微妙に感じるのでテンション下がる。

・3時過ぎ

南丹市に到着した辺りから天候が安定してきた。

でも、異様に疲れたのか眠気が酷いんで「るり渓」という自然公園にある東屋で30分ほど仮眠をとることにした。

・4時前

ハッと目を覚ます。
空が雲散霧消し、嘘みたいに青々となってた。

通天湖の様子も綺麗。
そんな様子を見て疲れてたことを忘れ、るり渓散策路を駆け足で小一時間見て回った。

以後、帰宅するに至る。

まとめ

今回のカブ旅行は完敗。

悪天候だとバイクで走るのはキツいし、なにより雷や暴風は事故に直結しかねないので、無理に決行することはやめました。(鳥取県での体験もけっこうトラウマなんでね)

正味、帰る途中は何しに来たんだ、俺?ってくらいテンションガタガタ状態でしたが、るり渓に着いたらちょっと変わったことを体験します。

どのような体験かというと、口では説明が難しいけど森の生命エネルギーの一端に触れた..というにが一番近いですね。

あんだけ疲れてた体がどういうわけかベホイミされらみたいに物凄くスッキリしたんですよ。

理由はおそらく、、まあその辺は画像で追記という形で説明することとします。

舞鶴〜滋賀、岐阜に行けなかったのは心残りだし、西国霊場巡りもやっとかないと締まりが悪いんで、また別の機会見つけて行ってみたいと思います。

さて、早く寝るとするか。

以上

追記写真

福知山9時過ぎ。

新橋サンダル公園にやってきて休憩がてらにテントを設置。
周辺をウロウロしてる内に天候が良くなってきたのでこれはイケる!って気になる。

やってきた新橋サンダル公園は小さな規模ではあるけど一応キャンプ場。(しかも無料!)

でも、整備の方はあまりされておらず草ボーボー。水道も使えず、とりあえずテント張って寝れば?ってだけの場所だった。

すぐ側の川。
トイレ無しなため、ここら辺りから糞尿による発酵臭が漂ってきた。理由は..察するまでもなく、といったところ。

近場にトイレ施設があれば良いんだけどね、コンビニまで少し歩かんといかんし..。
そういう事情から近くで済ませちゃえって人が絶えないのだろう。

昼過ぎ、舞鶴へ向かおうと発進したものの、またもや天候が悪化。
鳥取砂丘からの砂がこっちに来てるのか?モヤがかった強風に喉と目をやられる。

天候の荒れだけにやむなしと判断、ここいらで引き返すことに決めた。

京丹波町にある質志鍾乳洞という洞穴スポットに立ち寄り探検気分を味わう。

午後4時過ぎ、るり渓にて。

東屋で仮眠後、ふと目を覚ますと悪天候が完全に去り、霞の取れた空と空気に唖然とする。

散策小道を進む。
ここら一体でかなり強烈な風被害があった様子が..。

(まさか先ほどの強風が原因か??)

見てて生々しいレベルだったことからあり得ない話ではない。

高所付近の山間部においては時折スポット的な暴風が吹き荒れることがあるそうだが、木々を根っこごと引っこ抜くほどのものとはね。

いつかは分からないけど、最近ここるり渓を暴風が襲ったのは間違いない。

ただ、驚いたのは森が受けたダメージだけでなく、そのダメージから回復しようと森全体から生命エネルギーがみなぎってたこと。

そして、それが僕自身の体調にまで影響を及ぼすほどのものだったのだ。

先ほどまで、ぐ..たりと疲れきってた体と脳が、隅々に至るまで超回復していくのを実感した。
市販のエナジードリンクなど目じゃないレベルで。

思うところに、これは森による生命活動の一種なのかもしれない。

ダメージを受ければ回復しようとするのは人間だけでなく木々も同じ。

エネルギー元を補給するため、動物にやってきてもらい栄養素を与えてもらうため外部に向けてエネルギーを発しているのだ。

吸う空気は清々しく、走っても疲れないどころかむしろ楽しくなる。
そういう類のエネルギーをフィトンチッドというらしいが、この日はフィトンチッドに満ち溢れてたのだろう。

生命エネルギーを補充出来た今、どういうわけか頭が冴えきっている。

今回の旅行は、けっして計画通りの物事が進んだわけじゃないけど、結果的には珍しい体験を得られた。
マイナスばかりじゃないから旅は面白い。

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