お遍路再開記録②二日目、500円のカビミカン

昨晩はしまなみ海道沿いにあるサイクリングロード途中にあった某東屋で野宿しました。
東屋のあった公園は人通りもほぼなくたまに自転車が通るくらい、トイレ水道も完備されてたので緊急野宿拠点としては申し分ない場所でした。

でも、熟睡は出来ずじまい。

というのも、野犬?の遠吠えがもの凄く五月蝿かった。
深夜3時くらいまでワンワンギャンギャン..何匹も集って吠えまくるもんだからゆっくり寝るどころじゃなかったですね。

これは後で知ったことですが、しまなみ海道一帯にある島々には野犬が多数生息しているとの情報です。

僕の場合、島をひとつ隔てたので直接吠えにこられたわけじゃなかったんでまだマシでしたが場所次第では更なるワンワン被害に被ってた可能性もありえます。
まあ、微妙に運が良かったということで。

さて、今日から本格的にお遍路をスタートするわけでなんですが、昨日と同じく淡々と書き綴ってみたいと思います。

※2014年11月に行った時の記録です。

しまなみ海道で朝を迎える

おはようさん。
さて、今日も張り切っていくとしよう。

落っこちてたハッサク。
綺麗なんで食べれそうだけど、お腹壊すと困るので食べない。

しまなみ海道では特に観光したりすることはなくストレートに愛媛方面へと向かうわけですが、その途中で「見近島」というこじんまりとした島があったので立ち寄りました。
なんでも村上水軍という海賊の拠点として使用されてた島だったそうです。

看板。
まあ本当なんにもない島ですが、こういう情報見るとなんとなくロマンがかきたてられます。

海道にかかる橋のなかにはとてつもなく高所な場所もあったりします。
高所恐怖症の人は渡れないんじゃなかろうか?

愛媛県到着!

そして、お昼の12時。
48番礼所の「西林寺」に到着します。

ずいぶんと時間がかかってしまったようだけど、お遍路観点からみればここに来てやっとスタート地点です。
まだまだ気を緩めちゃいけません。

おっと、鴨の存在に気を緩めてしまった。

午後 お遍路本格スタート

場所は50番札所「繁多寺」手前にて。

この辺りの道は蜂の巣みたいに入り組んでるので到着するまで手間取ってしまいました。
道がとにかく分岐するする。
最終的にiPhoneの地図アプリに頼ったすえ辿り着けたわけで、iPhoneがなかったらもっと迷ってたことでしょう。時代の先端技術に感謝。

あと余談ですが、ここ繁多寺でNHK愛媛による取材ということで記入式アンケートに答えることとなりました。
でもアンケートというわりには氏名電話番号を任意記入してくれ..みたいな感じだったのでなんか怪しい気はしました。(本当にNHKなのかな?)

51番礼所「石手寺」にあった物乞いする像。

2000円Tシャツ。
猛者専用だな。

52番札所「太山寺」到着。
ここは真面目なお寺でした。

本日のお遍路はここ53番の「円明寺」が最終地点となります。

時刻は夕方5時前。
お遍路は原則5時までしか納経を受け付けてもらえない決まりなので、これ以上進んでもどうしょうもありません。
それに今夜の野宿先を探さないといけないんで、いったん今治市方面へに戻ることにしました。

変な人から500円取られて代わりにミカンをもらった話

とうとつだけど、、ミカンをゲット。

値段はビックリ価格の、500円!

ことの発端はというと、

寝床探しに手間取ってしまなみ海道まで再びやってきたわけだけど、この辺ならテントはっても大丈夫かな?とウロウロしていたら、変なおっさんから「なにウロウロしてるんだ?」と話かけられました。

どうやら彼もまた野宿者のようでして、最初は気の良いおっさん風だったのに気を許しお遍路やってるなどベラベラ喋ったりで30分くらい会話をしました。

正直身なり匂い的におっさんに対し不信感を感じたので話を切り上げてそろそろ行くか..とその場を離れようとたらオッサン「コレやるわ!」とミカンを手渡してきたんですね。
別に断る理由もなかったので受け取ったけど、思えばこれが良くなかった。

その後、
おっさんの態度が変わりはじめ、テントをはって入れてくれだのタバコ買ってきてくれだの言い始めたんですよ。
さらにはカブと荷物を見張っててあげるからコンビニでなんか買ってきてくれとまで言ってきました。

さすがに危険信号をキャッチしたので即撤退することを決意したのですが、オッサンは僕の撤退したそうな様子を察知したのか逃がすものかと「500円あったら貸して..」と言ってきました。

普通見知らぬ人に500円はやらんでしょ..と断ったけど、財布にあったらでいいから探してくれとまで言いだす始末..。
これ以上断ったらどうなるんだろう?なんか爆発してしまう可能性もなきにしもあらずだったので500円を渡すことにしました。

以上が、500円ミカンの真相です。
撤退費用として500円払ったというわけですね。

旅先ではいろんな人に出会うけど、残念ながら良い人ばかりではなく変な人にもちょくちょく出会ってしまうことがあります。

オッサンは悪人である..とまでは言わないけど、一種のたかり気質の持ち主なのは間違いありません。
大量の荷物とリュックを背負って重苦しく移動する僕などは格好の標的に見えたことでしょう。

被害金額が500円で済んだところを考えると、オッサンの良心なのか警察に通報されないギリギリの値段設定なのかは今のところわかりません。
ちなみにもらったミカンはカビっぽかったので食べることはしませんでした。

続く!

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