モバイルルーターHWD11をmineoSIM(Aプラン)で使用する際に行った設定

大分前に中古で買ってあった4G LTE対応のモバイルルーター「Wi-Fi WALKER LTE HWD11」。あまり使うことがなかったんでお蔵入りしてたけど、四月以降mineo回線を増設する予定なので再び引っ張りだすことにしました。

その際、行った設定内容を備忘録として書き記しておくとします。

◼︎Wi-Fi WALKER LTE HWD11について

元々はKDDIが法人向けに販売してたau回線専用のモバイルWi-Fiルーターです。
いつしか中古市場に出回るようになり、au回線を利用したMVNOサービス(mineo・UQモバイル)でも使えるという情報※から、格安データ通信端末として入手する人が増えてきました。

■HDW11の仕様

・製造元:HUAWEI
・発売日:2012年
・速度:4G LTE(75Mbps/25Mbps)、3G(7.2Mbps/5.5Mbps)
・3000mAh大容量バッテリーを搭載、4G LTE連続通信約9時間が可能、待ちうけ時間は約550時間
・wi-fi規格:IEEE802.11b/g/n
・世界中で使える「au世界サービス」
・CPA (Closed Packet Access) サービスに対応

製品ページ:http://www.kddi.com/business/mobile/data/hwd11/
説明書:Wi-Fi WALKER LTE HWD11

※なお、mineoにおいては正式にサポートされてるわけではありません。このことは要注意。

準備段階

○mineoの契約環境

プラン:auプラン(Aプラン)/3GBデュアルプラン
SIMカード:nano(VOLTE非対応)

※契約時のSIM 選択でVOLTE対応とVOLTE非対応の2種類のうち、本製品を利用するには非対応を選択しておきます

●用意したもの

・HUAWEI Wi-Fi WALKER LTE HWD11
→中古で購入。
・nanoSIM→microSIM変換アダプタ

●控えておくべきパスワード情報

・WPA Key
→Wi-Fi接続時に求められるパスワード。機種側面のWPSボタンを素早く2回押すと画面が出てくる。
・SSID2のWEPキー
→au Wi-Fi WALKER LTE ログイン用パスワード。機種背面のIMEI下5桁の数字がそれ。

設定完了までの流れ

  1. HWD11にmineoSIMを挿す
  2. HWD11とパソコンをUSB接続
    →初接続の場合、ドライバは自動でダウンロード(されたと思う)
  3. そのまま、au Wi-Fi WALKER LTE プロファイル設定画面にログイン
    →アドレス(http://au.home/)
    ※ログインパスワードを入力
  4. 設定プロファイルにmineoのAPN(Access Point Name)情報を新規登録
  5. ひとまず、完了

作業手順

HDW11のSIMスロットルはmicroSIM対応なので、nanoSIMを使う場合は変換アダプタを介します。
最初からmicroSIMで契約していれば不要な作業です。

カードを挿入。向き&裏表に注意しつつカチッとなるまで差し込みます。

※空っぽのアダプタを入れると内部破損の原因になるのでそれはNG!

USBケーブルでパソコンと接続。ドライバは自動でインストールされたと思うけど、その辺の記憶は曖昧です。

回線を経由し(http://au.home/)にアクセス。ログイン時にパスワードを求められた際は、以下の内容を記入。

①admin
②SSID2のWEPキー(本体裏に記載されてる『IMEI』ナンバーの下5桁)

APNの設定。
メニューから 設定 → WAN設定 → プロファイル設定 へと開いていき「新規」作成。

入力内容は次のとおり。

ファイル名:mineoとか(適当)
APN(接続先情報):mineo.jp
ユーザー名:mineop@k-opti.com
パスワード:mineo
認証タイプ:CHAP

IPタイプ:IPv4

WAN設定→接続設定へ。MTUを1492へ変更。

LAN設定→基本設定へ。IEEE802.11モードをb/g/n ⇒ b/g に変更。

以上で、おおまかな設定は完了。

あとはパソコンやスマホに接続し、通信できてるかどうかをチェックします。問題なければそれでOK。
もし、接続できないor安定しないといった場合は設定を見直す必要アリ..ということですが、その際はmineoの「Q&Aコーナー」で色々書かれてるのでそちらを参考に。
(ってか、トラブル内容は千差万別なので僕では力不足です)

*

久しぶりに設定してみましたが、ややこしいのはパスワードの確認くらいで案外あっさり終わりました。
通信状況もわりと安定してるようです。

注意すべき点といえば、、通信云々ではなくSIMカードの取り扱いくらいでしょうか?
手順ではnanoSIMを変換アダプタを介してHWD11に挿入してますが、このやり方は正直おススメしません。やっといて言うのもあれですが。
というのも、一度入れ方をミスってしまって押しても引いても出てこない難儀な状況に陥ったことがありました。

最終的には別角度から少し力を加えることで抜き取りに成功しましたが、もし取れなかったらSIMカードを紛失したのと同じ。モバイルルーターも使用不可。ダブルで損害です。
なので、変換アダプタを用いるのは応急的なものとして、基本はmicroSIMで運用するようにしましょう。
僕も次契約するときはちゃんとしたmicroSIMにします。

以上


mineoでもドコモプランだとテザリングが出来ます。auプランは制限がかかってるので今回紹介した手段が必要になってきます。


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