奈良県十津川村にある玉置神社に辿り着いた時の話

時は2016年の夏。
和歌山県潮岬までカブでちょっとしたツーリング旅行に行ってきたわけなんですが、その帰り道に玉置神社というところに立ち寄ってきました。

今回はその時の様子の公開です。

玉置神社とは?

これはwikipediaにも書かれてることだけど、玉置神社は奈良県十津川村に所在してる神社でして、天然記念物があったり世界遺産に登録されていたりとけっこう有名な場所だったりします。

玉置神社に関する記述

玉置神社(たまきじんじゃ)は、奈良県吉野郡十津川村にある神社。大峰山系の霊山の一つである玉置山の山頂直下の9合目に位置し、大峯奥駈道の靡(なびき)のひとつである。
社務所および台所、梵鐘は国の重要文化財。境内地の杉の巨樹群は奈良県の天然記念物。2004年7月に登録されたユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産・大峯奥駈道の一部。
引用元:wikipedia

実を言うと、前知識なしで行ってみたもんだから当時はあまりわけわかんない状態でした。
なんとなく行ってみよっかくらいの軽い気持ちで向かってたらなんとなく辿り着いてしまった..知る人からすれば怒られてしまうかもしれませんが、訪れた理由はそんなところです。

・アクセス

神社までの道のり

はどうだったかな?

なんか長い坂道を永遠と登ってた記憶があって、どこまで登るんだ?引き返そうかな?なんて思いながらやけになって登ってたらようやく駐車場に辿り着きました。

そして、そこからけっこうな距離を歩くわけなんですが、境内の入り口には「熊が出没しました」と書かれた看板が立ってたんで、ええ熊?!ってなってここでもまた引き返したくなりました。
でも、そこで引き返したら登ってきた苦労が水の泡..。
熊は嫌だけどそう襲わんでしょ、と腹をくくりとことこ歩くこととなります。(思い出してきた)

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道は整備されてるものの人はいません。
寂しい気持ち。
駐車場のお店も閉まってたし、僕はここにいて良い存在なのか?と変な気分におちいります。

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歩くこと15分くらい?で到着。
ここなら熊も出てこないだろうと一安心です。

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見上げるとそこには玉置神社がありました。
ご覧のとおり厳かな雰囲気です。

参拝については特に願いごとはせず、挨拶と写真撮影の許可を願ったのみ。
僕の神社参拝はたいがいそんなもんです。

境内にあった巨木杉

立ち並ぶ杉の木の中には御神木として保護されてるのが沢山ありました。

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いわれ杉。
でかいでかい言われ過ぎたからこう名付けられたのかな?

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とても大きな大杉。

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これ、なんか凄いですね。
(ところどころ顔があるような気がするけどそれは気のせいか?)

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妖精とか住んでそうだ..。

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木の心はよく分かりませんが、ここまで育ってきたらなんらかの心的なものを持ってるのかも?なんて思ったりした。(いや、どっちかというとテレパシー的なものかも?)

よく聞くけど、木をむやみに切ると不幸が起きる..って話。
あれはね木は動けないぶんテレパシー的なものを発してて木の親分が「あいつは悪い奴だ」なんて思うんですよ。すると、そういうのが地域一帯に広がるというわけ。
人でも嫌な目つきされたら気が滅入りますが、そういうの沢山の木にされたらやっぱ嫌ですね。

まあ..妄想なんですが、そういうのあるかも?と思うと、木も大事にしなくてはならないんですわ。

余談と感想

ネットの情報によると、ここ玉置神社は「神様に呼ばれた人しかいけない神社」と言い伝えられてるそうです。
金儲け主義だとか私欲に満ちた人は神社に行きたくても、辿り着く前にアクシデントに見舞われて辿り着けない、とかって話。

真偽は不明ですが、閑散とした山奥の上に建つ神社なので生半可な気持ちでやってこれる場所ではないですね。
特に昔なんかだと、交通機関が発達していなかったのだから行くこと自体が現代以上に過酷なものだったと推測されます。
その辺を加味して考えると「神様に呼ばれた~」ところもなんとなく分かるような気がしてきました。

とまあ、
そのことを後になって知ったわけですが、知った今となってはええそんな場所に気安く行って良かったの?とちょっぴり反省したりもしてます。
(無事辿り着けたということは一応迎え入れられたと判断して良いのかな?どうなんだろう??)

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最後、神社とは関係ないけど鷲にもらった羽。

玉置神社からの帰り道、鷹がグルグル飛んでるの見て気持ち良さそうだなーなんて思って見てたら道路に羽一枚落としていきました。
こういう自然からの授かりモノって偶然でもなんとなく嬉しいもんです。

以上、玉置神社に行ってみた時の報告はここまで。
奈良と和歌山(あと三重県も)の真ん中はとにかく人の手が入ってない自然で一杯です。
来年もまた行ってみよう!

おわり

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