知ってる人は知っている。
知らない人は知らない。
当たり前の話だけど、箕面公園には「地獄谷」と呼ばれるちょっとしたスポットが存在していることを最近知った。
場所は公園内の道をストレートに突き進むだけでは辿り着くことは出来ず、途中に看板が経ってるのでそこから下って行き又登る..というちょっと面倒な道の先に存在している。
何があるの?
そりゃ行ってみれば分かる!!
ってなわけで行ってみました。
※2016年8月半ばに行った時の記録です。
あ~てどなくさまよ~えば~♪
なんか見えてきた。
ってタダの橋です。
風光明媚とは言い難い景観。
歩いてて楽しいという気持ちよりもむしろドンより気分で気が滅入ってしまう。
地獄谷の看板発見。
しっかし、愛想もへったくれもない無慈悲なスポット名ですな。
何が地獄なのかサッパリ..といった感じ。
セミの抜け殻発見。
巣立ちが地獄というのもアリなのかも。
先に進む。
地獄にも終着点アリということで。
下界へと通じる道路がそこにはありました。
このままUターンするのではしょうもない。
なので直進を実行する。
タラタラタラタラ歩いてもあるものといえば、こんな感じの標識くらいものです。
へぇ..毒キノコもあるんだー。
すげー。
なんて、気楽にかまえてられるほどお優しくはないキングオブ毒キノコ「カエンタケ」がこの辺では自生しているそうだ。
毒については一言、「戦慄する」レベル。
カエンタケに関する記述はwikiで。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B1
食べるのはもちろん厳禁なのだけど、うっかり触ってしまっただけでも皮膚が爛れてしまう危険があるそうです。
その内包される毒素たるや強大で「化学兵器」にも使用された実績があるとか。
自然界が放つには少々オーバースペック的な毒素なんで、これはむしろ山そのものが持つ意思を凝縮した一種の形態のようなものではないか?なんて思ったりした。
山にとっては人間なんて入ってきて欲しくない存在なんだろう。
不気味な枝豆?も自生してた。
つか、本当に枝豆なの?
長かった道にも終点があります。
「箕面の滝、入り口」まで到着。
杉の茶屋。
今日はあいにくお休み。
その先にも散策道はあったけど、なんかしんどい気がしたのでgive up。
さて…
滝を見て帰るとすっかー!
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ってなわけで、箕面公園にある地獄谷巡りはこれにて幕を閉じます。
自分のことながら何しに来たんだ?ってな感じですが、まあたいした用事があってきたわけでもないのでたいした発見もなかったですね。
(正直カエンダケは見たかったけど、家に帰ってからwikiを読んだら見かけなくて良かったと思い直した)
結果、鬱蒼として気が滅入りそうな森林小路をダラダラ汗欠きながら歩いてただけに終わりました。
地獄谷方面については、散策道として道自体は整備はされているものの、ヒトの気配はまるっきし皆無でした。
人がいない理由にしても何もないし行ってもつまらないから..というのが大半でしょう。
時おり、変な唸り声(モーモーといった感じ)が聴こえてきたり、生臭い匂いが漂ってきたりしたけどその辺は深く追求はしないでおきます。
おわり