生野銀山へ…後編。金香瀬坑道を彷徨う【朝来訪問記録】

2015年度朝来散策記録、生野銀山の後編です。

これまでの流れ
朝来市に到着→竹田城城跡に行く→神子畑選鉱所跡地に行く→生野銀山に到着→これから金香瀬坑道内に入る(←今ココ)

生野銀山金香瀬坑道

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ジョセフ・ジョースター一行「行くぞ!」

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イラッシャーイ!と外人さんの人形が出迎えてくれました。
(なんで外人なんだ?)

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トテカントテカン…石打つ音が鳴り響く。

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ナニコレ?

酒岳堂の生野銀山熟成庫。
坑道内では温度が年間通じて約13度に保たれているとにことで、お酒の貯蔵にも最適な保管場所のようです。

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スラッシャー作業!

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オラオラオラオラオラ…

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まるで、奈落の底だな。

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スペランカー装備一式。

坑道内作業はきわめて危険なものなので、このような厳重装備で挑まなければならない。

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1キロという長さはやはり伊達ではないですね。
行けども行けども出口にたどり着けず、次第に言いようもない不安感につつまれていきます。

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シュリンケージという大穴。

鉱脈というのは丁度一枚の板を立てたような状況で地下から噴出しており、その長さは1Km以上にも達するものがあります。
鉱脈を破砕し順次鉱石を井戸に掻き落として行くとこのような空洞が出来ます。
by立ってた看板より

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作業員達にはただただ頭が下がるのみ。

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話かけても、「今仕事中なんで!」と絶対無視されそう。

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生野銀山名物「坑道温泉」

ではなく、山から伝ってきた水をこうして水抜きしているわけです。

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そして、こちらが金香水(だったと思う)。

かつて豊臣秀吉はここに訪れてこの水を飲んで「美味い!」と大絶賛したそうです。
たしかに冷たくて美味しそう。
でも、飲用には適していないらしく飲むのはダメと書かれてました。
もし飲んで腹壊されても責任負えないので飲むのはご控えください。

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巻揚機。

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普段はヤンチャな3人組もこの時ばかりは神妙な顔つきをしていました。

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人生という名のトンネルを歩む。

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や〜っと飯が食えるべよ、うめ!うめ!

「坑道で働く坑夫にとって食事どきが一番の楽しみであった」
さらりとこう書かれているけど、やっぱりかなりキツイ仕事だったんだなぁ..と再認識させられました。

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そして、出口に到着。
開放感で胸一杯!!

裏山に行く

金香瀬坑道跡トンネルの見学を終えたあとは、時間的にも少し余裕があったので裏手にある山の方(往復30分程度の小規模なもの)に行ってみることにしました。

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生野代官金香瀬番所。

立て札には「通行手形を持たぬものは立入禁止」と書かれていますが、これは冗談めいたもので入場券を持っていれば素通りでOK。

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この辺はマムシ生息地帯のようです。

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魔物が蠢く穴。

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そして終着点へ。

この先に何があるのか気にならないわけでもないけど、そろそろ帰るとしよう。

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最後、ちょっと宣伝っぽくなるけど、生野銀山ではレストラン「マロニエ」のハヤシライスが名物となっているそうです。
飲食代をケチってたため実際に食べたわけではないので味についてレビューすることが出来ないのは残念。
展示されている写真を見ただけでお腹一杯になった(貧ぼっちゃまみたいに)ので多分凄いおいCと思います。
ぜひ、ご賞味あれ!!

以上、生野銀山散策はここまで。
この後は国道429号線をつたって丹波市青垣町を目指しカブを走らせます。
そして、そこから氷上市→篠山市を経由して懐かしの我が家へと向かう、という行程を予定してます。

基本的にそのまま一直線で帰るわけですが、途中で立ち寄ってみたところもチラホラあるので、それらの紹介を併せて次回は朝来市からの帰路行程を公開してみたいと思います。

続く!

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