カブ君(スーパーカブ90)のバッテリーを交換しました。
その手順を公開してみたいと思います。
実ははじめてのバッテリー交換だった
僕の乗ってるカブはスーパーカブ90カスタムなんでセルスタートが可能です。
しかし、ずいぶん前からバッテリーがり起こしてたんでキックを使ってエンジンをかけてました。
腰を浮かして足でガコンッと蹴るやつです。
キックスタートはいちいち立ち上がらないといけないのでけっこうめんどくさい。
生来ものぐさ気質の僕なので交換することなくそのままバッテリー切れの状態で乗ってたけど、amazonで2千円以下で買える格安バッテリーが売られてたのを見て思わず購入してみた。
そういうわけで、
今回が記念すべき初のバッテリー交換体験ということになります。
やってみた感想としては、意外にもあっさり交換出来ました。
基本的にメンテ関連はバイクショップ任せにしてきたど素人の僕でも交換出来たので相当簡単な作業であるのは間違いないです。
それでは、手順を解説しましょう。
用意するもの
・新品のバッテリー
・プラスドライバー、マイナスドライバー
・11mmのレンチ
・手袋(あればで可)
作業開始
バッテリー交換手順①まず車体のカバーを外す
カバーはマイナスドライバーでくるくる回したら外すことが出来ます。
中身は機械系統なんでなんかややこしく感じるけど、真ん中くらいに11mmサイズのボルトがあるのでこれをレンチを使って外します。
バッテリー交換手順②バッテリーカバーを手前側にはずし、古いバッテリーを取り外す
11mmのボルトを外したら、写真のように古いバッテリーを引っこ抜きます。
バッテリーを引っこ抜いたら配線を取り外します。
(こっちはプラスドライバー)
※配線は手前と奥の二つあるわけですが手前から外さないと駄目。
バッテリー交換手順③新品のバッテリーを用意する
古いバッテリーは古河電池のモノでした。
これは以前バイク屋で取り付けてもらったやつなんだけど、ちゃんとしたメーカー製のバッテリーだったんだなぁ..と関心しました。
用意したのは中華製バッテリーなんでランク的にはダウングレードということになります。
バッテリー交換手順④新品バッテリーの配線を取り付ける
それでは新品のバッテリーに配線を取り付けるわけですが、ここで注意したいのは配線を外すときは手前(マイナス側)から出したが、取り付けるときは奥側(プラス側)からにすることです。
・取り外す場合、マイナス側から
・取り付ける時、プラス側から
手順を逆にしてしまうと、ショート(感電)してしまう危険があるとかなんとか。
けっこう怖いのでこの点だけは注意しておきましょう。
配線を取り付けることが出来たらあとは逆手順でフタをしめカバーをはめて終了。
作業時間は合計15分程度でした。
交換完了後の通電チェックは少し時間を要する
バッテリーを交換したあとセルスタート出来るかどうか、ためしにボタンを押してみました。
ここでエンジンがかかればOK!のハズなんだけど、どういうわけか始動しなかった。
(あれ..なんで??)
一瞬、これは中華製バッテリーが駄目なやつなのかと疑ってしまったけど、ウインカーとライトは点灯するのでバッテリーの調子が悪いというわけではなさそう。
(じゃぁ..一体どういうこと?
それとも、どっか壊れてるのか?)
あれこれ考えた末、
しばらく試走させてからボタンを押してみたら無事セルモーターが回転し始めてくれた。
ずいぶん長い間セルスタートを使用してなかったので、電気の流れがスムーズにいかなかったのかもしれない。
こういうところは人間も機械も同じようなものだな。
なにはともあれ、無事カブ君がセルスタートが出来るようになったことは大変喜ばしいことだ。
今までバッテリーを交換するのに、わざわざバイクショップに行って56千円くらいの金を払ってやってもらってたけど、これからは自分で交換出来るようになったわけだ。
万歳!
そういうわけで、バッテリー取り付け体験及び手順の解説はここまで。
取り付けた当初はどうなるか不安でしたが、今でも無事セルスタート出来てるので安物バッテリーといえども交換したのは正解でした。
ついでにバイクメンテンススキルにも繋がったしね。
おわり
※2014年4月27日に投稿した再編集記事です。