神子畑選鉱所跡地~ムーセハウスへ..【2015朝来】

前回記事、「竹田城へ再びやってきた【2015朝来】」からの続きです。

竹田城城跡を訪問したあと次に向かった場所は神子畑選鉱所(みこばたせんこうしょ)という選鉱所跡地。

神子畑選鉱所は去年、四国遍路に行くのに広島のしまなみ海道に向かう途中でほんのひと時だけ立ち寄ったことがあります。
その時は時間の都合上、長くは見学出来ずじまいでした。
物々しい雰囲気にかなり圧力を受けた記憶があるので、次朝来に来た時はもっとじっくり見学してみよう!と思っていた場所でもあります。

※2015年11月17日に投稿した編集記事となります。

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312号線から4429号線に進路を変える。

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トンネルを抜けて高速インター手前を右折。
そのまま真っ直ぐつき進む…。

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コンビニとかお店がなにもない鄙びた田舎道路。
10分~15分ほど走らせるとなにやら手前に見えてきました。

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神子畑選鉱所に到着!

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選鉱所とは鉱山で採掘した鉱石を種類別(金銀銅鉛スズetc)に選り分けるための施設だそうです。
神子畑選鉱所の北西約6キロには明延鉱山というの鉱山があり、そこで採掘した鉱石をここで選り分け、そして近隣各地の精錬所へ鉱石を送る..という一種の中継拠点としての役割を担っていた場所とのことです。
詳しい記述は以下のとおり。

神子畑選鉱所(みこばたせんこうしょ)は、兵庫県朝来市佐嚢の神子畑にかつて存在した、三菱合資会社→三菱金属→明延鉱業の選鉱所。戦国時代頃より採掘が始められた金属鉱山で、金・銀・銅・鉛・錫などを産出。1909年に明延鉱山で優良な錫鉱脈が発見、1919年に大規模な選鉱所 設備が完成し東洋一の選鉱所に。しかし円高不況で1987年に閉山、2004年には撤去・解体となる。(wikiより一部抜粋)

今ではすっかり解体され、工場の墓場といってもいい景観を残しているばかり。

ちなみに撤去前はこんな感じ。
引用元:ウィキペディア内画像

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もの凄い高さだぁ..。

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まるで要塞!

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ブルース・リーが誰かと対戦してやしないか見入ってしまう。

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選鉱所跡地の目の前には明延(あけのべ)1円電車という小さな列車が展示されていました。
明延1円電車(正式には明新電車)は鉱山関係者のための小規模な列車で、その名前のとおり乗車賃が1円という値段で運営されてたそうです。
こちらも1987年の明延鉱山の閉山とともにその歴史に幕を閉じることとなりました。

ムーセハウスとシックナー

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そのままウロウロしていたら、コロシアムっぽい建物とムーセハウス写真館と書かれた看板がありました。

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ムーセ?何それ??って感じでしたが、ムーセというのはフランスの鉱山技師さんで生野銀山の開発のために日本に招かれてやってきた人だそうです。
ここムーセハウスはそのムーセさんの居宅として建設された洋館となります。

今現在は神子畑選鉱所記念館みたいになってるようで、織作峰子という写真家の作品や鉱山に関する資料が展示されているとのこと。

ムーセハウス写真館

開館:日土 10:00~17:00(祝祭日も開館)
備考:12月29日~2月末は冬季休館
見学料:無料(資料・飲物代400円)

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…。

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ナニコレ?

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このコロシアム?の正体はシックナーと呼ばれる分離装置施設。
詳しい解説は省きますが、このシックナーで鉱石を金銀銅などに選り分ける作業を行っていたとのことです。

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あの機械はまだ動くかな?

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なんか物哀しい気分..。

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取り残された機械達が静かに泣いているようでした。

ちなみにシックナー内部には柵が張られているため立ち入ることは出来ません。
外から眺めて満足するのみ!
しかし、僕の後からやってきたオバサンは柵を越えて堂々と中に入って写真をパシャパシャ撮っていました。
オバサンパワー恐るべし..といったとこです。

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さて、次なる目的へと向かうとするか..。

以上で、神子選鉱所跡地への訪問はおわり。

朝来市は竹田城城跡が有名過ぎて他には何もない印象を受けてしまいますが、実は神子畑選鉱所跡のように地味ながらも凄みあるスポットがあったりします。
選鉱所跡地の周囲には土産物屋もコンビニも全然ないし、それどころか自販機すら見当たらないという過疎っぷり。
そんな寂れた環境だからこそ歴史の片隅に埋もれた、というか置き去りにされてしまったかのような退廃的な空気を感じることが出来るのではないでしょうか?
個人的な考えですが、史跡や遺跡というのは賑やかであるよりも、ある程度閑散としてて寂しさがあった方がより深くその世界に入り込めるものだと思ってます。

さて、次は生野銀山を目指すとしますか。

続く!

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